2018年1月より、水曜日限定でBAR&ART 「アクア ヴィテ」を開催させていただくことになりました。
常設はしないのですか?
もう一回見たい。
見たいけど日程が2週間だけだと予定が合わない。
といったご意見もあり、今年からは週1回、開催させていただきます。
毎週水曜日は水と光をテーマに、氷を水源としたアート作品(過去の作品)を設え、BAR営業いたします。
新作は11月開催予定です。
画像では限界がありますので、よろければ水曜日に実物をご覧ください。
最近はBAR&ARTの話題が多いですね。
たまには、当店でご用意しているカクテルのお話を。
酔うためのお酒ではなく、日常生活を高め、豊かさを感じていただきたく、始めた昼バー営業。
そのために古くからある日本の空間感覚、市中の山居からインスピレーションを得て、選んだ移ろいのある四畳半の小空間。
オープンして3年。
当初、昼バーに関しては、いろんなご意見がありましたが、ありがたいことに「自然光がある中、敢えて昼からバー、お酒を楽しむのは贅沢でいいですね」というお声をいただいています。
ですので、豊かさを感じていただけるカクテルを意識しています。
今回はアイリッシュコーヒー。
豊かさを感じていただきたいので、スタンダードを意識しながらも、口当たり、飲み心地の良さ、余韻をお楽しみいただけるように工夫しています。
また、ジヴェルニー村があるフランス・ノルマンディー地方の銘酒カルヴァドスと合わせた当店オリジナルバージョンもご用意しました。
コーヒーとウイスキーでは醸し出せない、昼バーに相応しい、贅沢な余韻をお楽しみいただけます。
その昔、裕福な家の人は庭の離れに四畳半を基準とした小屋(茶室)を建て、お茶、お花をして非日常を楽しみ、また戦国武将はわざわざ刀を置いて、狭い茶室に入り、戦略を練ったといわれています。
ようは、日常生活で非日常を求め、気持ちを切り替える時間をとっていたということです。
小空間は非日常を感じることができ、精神性を研ぎ澄ましてくれるのかもしれません。
現代の日本では、日常のリセット目的でコーヒーを飲みます。
敢えて小空間に身を置き、昼から移ろいを感じながら飲むコーヒーを使ったカクテルは寒い冬のリフレッシュにおすすめです。
酔うためのお酒ではなく、日常を高めるお酒と非日常な空間。
お客様が本当の自分らしさ、日常生活と向き合っていただけるような。
写真はアイリッシュコーヒー、スタンダードバージョンです。
移ろいを取り入れながら、撮影できたので掲載します。
時計、携帯電話なしで過ごす時間もいいですよ。
本当に。
大阪市福島区
BAR GIVERNY
バー ジヴェルニー
BAR&ART
Aqua Vitae
アクア ヴィテ
昼 アイリッシュコーヒー