現在、ジヴェルニーのドアは木工所にてメンテナンス中です。
木材・無垢材特有の反りが予想以上に発生したためです。
現場での調整では、限界があるとのことで一旦ドアを取り外しました。
調整期間中は、写真にある仮ドアで営業致します。
元のドアに戻るまであしからずご了承下さいますようお願い申し上げます。
現在、ジヴェルニーのドアは木工所にてメンテナンス中です。
木材・無垢材特有の反りが予想以上に発生したためです。
現場での調整では、限界があるとのことで一旦ドアを取り外しました。
調整期間中は、写真にある仮ドアで営業致します。
元のドアに戻るまであしからずご了承下さいますようお願い申し上げます。
日頃のご愛顧に厚くお礼申し上げます。
この度、ジヴェルニーの公式ウェブサイトを公開いたしました。
今後とも大阪・福島路地裏にあるBar GIVERNY-ジヴェルニーを宜しくお願いいたします。
9月の休業日および営業時間変更日
・9月1日、9月6日、9月8日、9月15日、9月23日、9月29日・・・休み
・9月21日、9月22日 open19時~23時(22時30分last)・・・営業時間変更日
大阪福島区にあるGIVERNY‐ジヴェルニーは、BARですが終日禁煙です。
禁煙は、小空間バーにおいて必要不可欠な条件です。
喫煙を必要とする皆様には何かとご不便をおかけしますが、ご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
いよいよ、最終都市ローマです。
5月15日大阪から出発し、不安だらけで始まった旅行でしたが、何とかここまで辿り着きました。
本当に内容のある旅行で、感動、新たな感覚との出会いをここまで繰り返してきました。
そういった感動を感じれるのも、今まで出会ってきた人やモノのおかげです。
気づき、きっかけが新たな出会いにつながり、出会いがまた次の目標に導いてくれます。
そういったいわば当たり前のことでありながら、忘れがちな大切なことを振り返れるいい時間にもなりました。
1か月間非常に有意義に過ごせたと思います。
帰国後、イメージに合う場所と出会うことができるのであれば、自分自身で酒場を設え、バーテンダーとして再びカウンターに立ちたいという決意もできました。
いよいよテレビで放映が開始。
2014年 FIFAワールドカップ開幕。
海外と日本を比較しながら続けてきた旅行の終盤。
世界中が注目、盛り上がるワールドカップ。
世界のつながり、共通性、相違性の素晴らしさを感じながら、いい夜を過ごせました。
ここローマで2泊して日本へ帰ります。
日本に帰ったら、いよいよです。
フィレンツェ。
言わずと知れたこちらも芸術の街です。
しかし、やはり気になるのがフィレンツェ カフェ カソーニ発祥のカクテル ネグローニ。
カソーニは、現在は営業しておらず、別名で営業しているとのこと。
情報を頼りに周辺まで来たが。。。
見つからず。。。。。残念。
しかし、フィレンツェでどうしてもネグローニを飲みたいという気持ちは収まらず、フィレンツェ・ドゥオモ広場にある1939年創業のカフェでいただきました。
イタリアフィレンツェ伝統カクテルが身にしみ込みます。
大半の方が飲んでいたアペロールをベースにしたイタリアンスプリッツアー。
せっかくなんでいただきました。
ホテルの部屋に戻り、改めて気付きました。
いよいよ、明日はここフィレンツェから最終都市ローマです。
早いなあ。。。
ホテル窓の外にはそう思わせてくれるきれいな景色が広がっていました。
予想通り列車乗車する際や列車内において、怪しい人物に絡まれそうになりました。
それでもなんとかミラノから列車と船に揺られ、ここまで辿り着きました。
本当に映画の世界です。
ここは。
ベネチアです。
ベネチア着。
カフェ発祥の店、フローリアンをはじめ数えきれない名所の数々。
フローリアンでネグローニなんていう逸話も聞いたことがあります。
リアル過ぎて逆に映画のセットかと思ってしまいます。
いずれにせよ非常にセレブ感ある街です。
また、ミラノより圧倒的に治安、雰囲気が平和です。
それでも、バーテンダーとしては、やっぱりここハリーズ・バーです。
レストランでカルパッチョ発祥としても有名ですが、この淡いピンク色のカクテル ベリーニは言わずと知れたベネチアハリーズ・バー発祥カクテルです。
ピーチとスプマンテの風味が、旅の疲れた心と体を癒してくれました。
そして、アメリカーノ。
その後、街を散策。
ベリーニ発祥地ということもあり、ボトル売りでベリーニがたくさん至る所で販売されてます。
4
もう飲んだしな。。。。。
と、思いながらも。
結局、買ってしまう。。。
海辺でボトル売りのベリーニをいただくことに。
これはこれでおいしかったです。
海や空から青色、建物のオレンジ色、そしてこのベリーニの淡いピンク色が一つの画になります。
博物館で見学した絵画ともイメージがつながる。
すばらしい。
5月15日から今日まで、日本を出国してからオランダ、イギリス、フランスと渡ってきました。
いよいよ最終国イタリア。
パリシャルルドゴール空港からミラノ市内にやってきました。
もちろん1杯目はカンパリソーダです。
ミラノにあるブルガリホテル。
大学生時代、雑誌で見て行ってみたいと思っていたホテルです。
街の喧騒感から離れた雰囲気がさすがでした。
何よりも平和な感じで安心して過ごせることがよかったです。
ミラノは結構安心できない雰囲気のところが多かったので特にそう思いました。
ここでもアメリカーノを注文。
次は、ジントニック。
本場でイタリアンカクテルを飲む一日。
画家クロード・モネが晩年過ごした ノルマンディー地方ジヴェルニーに来ました。
ここには、クロード・モネの自宅、 名作が描かれた庭園があります。 綺麗に整備された庭を抜けると世界各国から観光客が この自宅を訪れており、モネの偉大さを改めて認識。
自宅見学に入ると数えきれない数の絵画の中に、日本画が 多数ありました。クロード・モネが日本好きでジャポニスムとの 関連性がうかがえます。
ちなみに中は写真NGでした。
いよいよ水の庭に移動。 自宅側から向かって市道を挟んで向かい側エリアに あるため、地下道を通っていきます。
美しい庭園には、小川、竹林、太鼓橋、柳の木、ふじの花があり、 日本要素との融合の世界が広がる光景に感動。
そして、池の水辺に広がっている光景に言葉を失います。
池に鏡を仕込んでるのかと思うくらい空の雲や周辺の 木々が美しく映り込んでいました。
気づけば無心で水面にある光、影、映り込んでいる自然美と 向き合っている自分自身がいます。
画家クロード・モネは、晩年この睡蓮がある庭で水、光と向き合い続け、 後世に残る絵画、作品を表現しました。
表現者だけではなく鑑賞者も興味を抱いて向き合える場所。 睡蓮を描いた池の庭園と目指したいBAR空間が通ずるものがある。
シードルと共にノルマンディー ジヴェルニーで、いろいろと考えさせていただきました。
ジヴェルニー。
印象深い場所でした。
パリに戻った後、オランジェリー美術館、マルモッタン美術館で睡蓮の絵画を鑑賞しまし
た。
パリの地図に翻弄されながら、やっと辿り着きました。
先日、行ったサヴォイホテルのアメリカンバー、そしてここパリにあるハリーズ・ニューヨークバーがカクテルを広めた2大巨塔のようなもので、カクテルBARの歴史、文化を知ることができる貴重なお店です。
ニューヨーク マンハッタンにあったお店を移転,移築して、そのままパリにて約100年前にオープンしたということで、当時のニューヨークにあったBARの雰囲気が漂います。
まずは、ホワイトレディからオーダーしました。
その昔、ハリーズバーオーナー兼バーテンダーハリー・マッケルホーン氏が、ロンドンCiro’sにて考案したとのこと。
サヴォイホテル、ハリー・クラドックという説も。。。
もともとミントベースだったのをフランスでジンベースに変えたことが定説をややこしくしたのかもしれないなんて考えながら。
次は、サイドカー。
こちらも歴史あるスタンダード中のスタンダードカクテル。
発祥が、ここハリーズニューヨークバーということで世界各国のカクテル本で紹介されている名物カクテルです。
しかし、「Harry’s ABC Of Mixing Cocktails」の初版本には、ロンドンのバックス・クラブのバーテンダー、マクギャリー(Pat McGarry)、考案と記され、つまり別の場所で別人が考案したカクテルだとハリー・マッケルホーン自ら認めている事実が判明してます。
その事実が掲載されているのは、初版本のみで、初版本自体が古書としてもなかなか残っていないので、かなり貴重な事実です。
私は、以前日本で初版本を持っている方から、初版本を拝見させてもらったことがあります。
そういった意味でとても感慨深い気持ちで飲むことができました。
想像深い時間を過ごせます。
次は、ブラッディ・メアリー。
こちらも名物カクテルでいろんな定説があります。
思っていた以上にソース、スパイスの風味が効いていました。
ニューヨークバーということで観光気分でホットドックも注文しました。
あと、フレンチ75、ブルーラグーンといったカクテルを注文したかったですが、疲労のせいか異様に酔いがまわってしまう。
パリで一人酔いつぶれる勇気もなく、もう一度伺うことにして三杯で帰ることに。
しかし、フランス滞在中に再度時間をつくることができず。。。
やってしまった。。。残念。
次回、またパリに行く目的ができたので良かったと自分で解釈して気持ちをなだめる。
工事中で閉鎖されているパリ・リッツホテルバー・ヘミングウエイの件もあったので。。。
このコースターとまた出会うことを楽しみにしてます。
いずれにせよ、BARとカクテルの歴史、文化、地域を感じるハリーズ・ニューヨーク・バーで内容のある素晴らしい時間を過ごさていただきました。