今日は、シャンパーニュ地方に観光です。
まずは、エペルネにあるモエ・エ・シャンドン本社へ。
いきなりシャンパン造りに生涯を捧げたドン・ペリニヨン修道士の銅像が出迎えてくれました。
歴史上、欠かすことのできない人物。
存在感があります。
銅像横のエントランスから建物内へ。
さすがシャンパン大手会社。
ウイスキーやジンの蒸溜所とは訳が違い、豪華な内装です。
フランス語で貯蔵室を意味する「カーヴ」がこの地下に3層にわたって存在するということで見学させていただきました。
あえて、フラッシュを使用していないので、写真は少し暗めになってます。
異次元の地下空間でシャンパンの製造、貯蔵といった一連の流れを目の当たりにすることができ、非常に勉強になりました。
最後は、カーヴにてシャンパン モエ・エ・シャンドン ブリュットの振る舞いがありました。
以前、働いていたお店がグラスシャンパンで扱っていたこともあり、一番馴染みのあるシャンパンです。
正直、内心「なんや。モエか。」と思いました。
しかし、先入観も一瞬で覆されることに。
見た目は日本で飲むシャンパンと同じですが、あきらかに違う泡の細かさ、スッと入る喉ごし、口の中に広がる余韻、葡萄の風味。。。
まじで、うまい。
これが現地での商品クウォリティかと。
日本に辿り着くまでの物流環境、日本でワインを取り扱う卸業者の重要性を改めて痛感しました。
そして、移動。
いつまでも呆然と眺めてられる景観があります。
車中より。
モエ シャンドン社を見学した後は、修道士ドン・ペリニヨンが眠るオーヴィレール修道院へ。
この修道院でワイン貯蔵室長も務め、シャンパン造りに生涯を捧げ大きく貢献したとのこと。
オーヴィレール村にひっそりと佇んでいました。
村の雰囲気も独特でよかったです。
突き出し型の看板が数多くあり、印象的です。
シャンパーニュ地方でスパークリングワイン・シャンパンの歴史、文化、風土を体感しましたが、もちろん他にも観光名所があります。
まずは、マム社前にあるフジタ礼拝堂。
あの有名な画家 藤田 嗣治の壁画がある教会です。
日本とフランスを知る人物の視点、表現を見ることができました。
そして最後は、かつて歴代フランス国王の戴冠式が行われた世界遺産ランス・ノートルダム大聖堂です。
ゴシック建築の傑作だけあって、吹き抜ける壮大な天井からなる空間は圧巻でした。
また、シャガールの壁面を一面覆いつくすステンドグラスも素晴らしいの一言。
館内見学後、ノートルダム大聖堂前のBARテラス席にて一日を振り返ることに。
人間が表現できる可能性、能力の大きさをここシャンパーニュ地方で学びました。
それと現地で飲むシャンパンは本当においしいということも。