COLLECTION

表裏一体=間〔ま〕

人は、相反する環境に身を置くことで、新しい発見や気づきと出会うために必要な間()ができます。

ジヴェルニーが表と裏にご用意する昼 hiru no maと夜yoru no maで、お客さまが五感で体感し、新しい感覚と出会い気付く、お客様だけの間()が生まれると幸いです。

昼 hiru no ma

hiru no maは、柔らかな陽光に包まれた、4畳半の小空間で光を捉え、季節、天候、時刻によって移ろう無限の表情をお楽しみいただけます。

移ろいによって常に新鮮な表情を醸す空間は、人によって捉える瞬間や感覚の印象が違います。

昼のジヴェルニーは、自分らしくありのままの印象で、水〔洋酒〕と光〔いま〕を捉えていただけます。

夜 yoru no ma

Yoru no maは、hiru no maの裏にある物置&アトリエを改装し、バーカウンターを新設しました。

こちらでは、ジン、アブサンを中心にお楽しみいただけます。

Yorunomaの空間にある商品や備品のほとんどは、人によって創られた作品です。

人によって感じ方や見え方が違う感覚を、自分らしく捉えていただきますと幸いです。

五感を開放的にする水「洋酒」、新たな感覚と出会い価値観を更新する場所。

夜のジヴェルニー。

Youru no ma 店内について

私が、フランス ジヴェルニー村 モネ邸、フランス シャブリ村で撮影した写真にある通り、フランスの印象は、白色系の石壁と緑の組み合わせです。

バックバーにある緑色の壁タイルと入り口正面の石壁は、そのイメージです。

今回行った改装は、元から存在していた、石壁、緑色の壁、木床は残して、それら以外を新調工事を行い、お客様にご利用していただけるようにしました。

入口正面にあるモネの睡蓮は、大原美術館所蔵の作品で、日本人画家・児島虎次郎が、フランス・ジヴェルニーまで訪問し、モネから直接譲り受けた作品の複製画です。

私が、大原美術館にて購入しました。

モネは、浮世絵を好んでいたことで知られています。

店内にも浮世絵を展示しております。

展示右端が、歌川広重 六十余州名所図絵 和泉高師のはま。

現大阪府高石市高師浜を描かれた木版画で、高師浜は、私が生まれ育った故郷です。

描かれた時期の1853年頃には、私の先祖も高師浜に暮らしていたので、いろんな情景を想像させられる思い入れ深い作品です。

展示真ん中が、歌川広重 名所江戸百景 亀戸天神境内。

モネは、この境内にある太鼓橋とフジの花に影響を受けたといわれいます。

モネの庭に設けられた太鼓橋やフジの花から伺い知ることができます。

フジの品種は、大阪市福島区発祥の野田フジでモネ邸の庭も同じ品種が植樹されています。

また、亀戸天神の祭神は、福島区の福島という地名を命名した菅原道真です。

偶然といえど、店名がジヴェルニー、開業する場所を福島区にしたことが不思議に思います。

左端が、歌川 広重 名所江戸百景 猿わかまちよるの景。

中秋の名月の下、芝居見物後の人々でにぎわう猿若町を描いた1枚です。

帰路につく人々の月影は、ゴッホの名作「夜のカフェテラス」に影響を与えたと言われています。夜のイメージで展示しました。

カウンター席を背にして展示されているのが、モネ作 睡蓮の池の上の橋。

上述にある亀戸天神から影響を受けていることを伺い知ることができる作品です。

こちらは、メトロポリタン美術館所属を複製した絵画です。

壁掛けの花入は、ウイスキーのシェリー樽と錫を組み合わせた作品です。

錫作家による錫とウイスキー樽による一点ものです。

その他、グラスや氷も人が作り出した作品です。

酒棚に並べられたボトルのデザインや味わいも海外から海を越えて届けられた作品です。

もちろん私がご用意する一杯も作品であります。

ジヴェルニーがご用意する作品や感覚と触れ合うことで、お客様の価値観が高まる体感や気付きと出会えることを願っています。